ECOアイテム

ECOアイテム

カーテンでできるエコ、たくさんあります

 

窓回り製品には実に多くのエコアイテムがあります。
熱の多くは窓を通って出入りしますのでその出入り口に遮熱・断熱対策をすることは非常に効果的といえます。

■夏のエコ<遮熱>

夏は太陽からの熱をいかに室内に入れないようにするか?がポイントになります。
熱は光と一緒に入ってきますので雨戸を閉めたり遮光1級のカーテンを閉めればかなりの熱を遮れるのですがこれでは地下室に居るようでエコとは言えないです。
では夏場のエコカーテンって何?というと答えは「光はそこそこ取り入れつつ熱を遮る効果のあるレースカーテン」になります。
太陽からの熱は日光とともに侵入してきます。その太陽が出ている時間帯に使われるカーテンはというとドレープ(厚地)ではなく「レース」になるんですね。
光はほどほど取り入れつつ熱はシャットアウトしたい、という相反する要望に応えるのが「遮熱カーテン」と言われる商品です。

 

*最近では遮熱のドレープ(厚地)カーテンと言うものもありますがほとんどは遮光1級のカーテンで閉めると真っ暗になります。
外出時の室温上昇を防ぐ、 と言う意味では遮熱カーテンと言えるかもしれませんが在宅時に使うには非現実的です。

遮熱レース

あくまでも「レース」なので光を適度に取り入れつつ通常のレースよりも熱を遮る効果の高い薄地のカーテンです。
裏面がシルバーに光っている金属の微粒子でコーティングしたものと、特殊な糸を使用していて見た目は普通の白いレース、というものがあります。
現在の主流は後者の一見普通のレースに見えるタイプです。
原糸に酸化チタン化合物やセラミック微粒子を混ぜ込んだ糸を使って比較的高密度に作られたものが多いです。
メーカーの試験値では通常のレースと比較して-0.1~-2℃くらいの差が出ると言われています。

 

69 遮熱レースについてお客様には良くご説明するのですが正直に言って劇的に体感できるほどの効果までは無いと思っています。
が、通常品と比較して確かに効果があることも間違いないです。
もの凄~く暑い夏にこれを使って涼しく過ごせる、というのは言い過ぎだと思いますが気付きにくい範囲かも知れませんがエアコンの温度設定に僅かでも差が出ている、と考えれば地球規模でのエコに貢献できる商品だと思います!

 

「遮熱カーテン」には公的機関による定義が無いため例えば単なるミラーレースを「遮熱レース」と表現しても必ずしも間違いではないことになりますが一般的には原糸、コーティングなど特殊な手法で効果が認められる製品が「遮熱カーテン」と呼ばれています。

遮熱スクリーン

遮熱カーテン(レース)と同じく生地裏面に金属コーティングしたものと特殊な遮熱原糸を使用したものがあります。
遮熱スクリーンの特徴としてはご入居時から設置するのでは無く、ご入居後一夏を過ごされて「どうにも暑くてかなわないが何とかなりませんか?」と既存のカーテンに加えて追加設置のご相談を受けるパターンが非常に多く、西日が強く当たる窓や吹き抜けの高窓でのご依頼が多いです。

 

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71 こういったお客様は多少室内が暗くなることよりも真夏の暑さを何とか軽減したい、とハッキリした効果をお求めなので「シースルータイプではない」生地をお勧めしています。
特に高窓の場合などは本当に暑い時期に出番が来ますので不透明で透け感が無くても問題は無いかと思います。
不透明ですが遮光では無く閉めてもそれなりに明るさを確保でき、インテリアの邪魔にならず熱の反射効果が高いホワイト系、発泡樹脂コーティングで遮熱効果も高いニチベイの「サンフレクト遮熱」をよくお勧めします。

遮熱コートブラインド

72 ブラインドの「遮熱コート」は屋根に塗る遮熱塗料をブラインドの羽の塗装に使った商品でどのメーカーも通常カラーと同価格で出しています。
この場合は濃いカラーを選んでしまうとほとんど無意味で有効なカラーは白またはシルバーの2択です。
ファンテックスでは本当に熱対策をしたい窓にはブラインドはお勧めしていません。
アルミ素材は熱の反射率には優れていても伝導率が高く布製の商品ほど遮熱効果が高くないと考えています。
むしろ塗装に工夫がある訳では無いですがホワイトのウッドブラインドの方が材質的に熱を伝えにくくお勧めです。

ガラスフィルム

カーテンではありませんがガラスに室内側から透明なフィルムを貼ることで効果がはっきり体感できるほどの遮熱性を発揮します。
また、有害な紫外線を99%カットできるのも魅力です!
ファンテックスではガラスフィルム工事も承りますので是非ご相談ください。

■冬のエコ<断熱>

冬のエコと言えば断熱性が高い物、となります。
住宅の壁などもそうなっていますが「断熱性」を高めるには空気層を持たせるのが一番です。

 

*脱線しますが最強の断熱は「真空」です。
ペアガラスサッシにはガラス間に真空層を持った商品がありますがインテリア窓回り製品には残念ながらまだ「真空断熱」を使った商品は登場していません。

「裏地付カーテン」

73 表地と裏地を2重縫製することで表生地と裏地の間に空気層ができ断熱性が高まります。
裏地付カーテン

74 更に断熱性を追求した物が「3重カーテン」です。表生地と裏地の間にさらに中裏地を挟み込み2重の空気層を持たせることで保温・保冷性能が抜群に高まります。
*まだ一部の専門店でしか扱っていない特殊縫製商品です!
「3重縫製カーテン“ラクシス”」

通常の裏地付カーテンにさらに中裏地(インターライナー)を縫い合わせた特殊縫製仕様のカーテンです!
寒さの厳しい北ヨーロッパでは古くからある縫製仕様だそうですが日本ではまだあまり知られていません。
織物産地である岐阜の小さなカーテンメーカーさんが苦労して製品化しました。
特に断熱性において最強!の性能を誇るエコカーテンです!

「ラクシス」の通販ページはこちら→最強の断熱エコカーテン「ラクシス」通販ページ

 

75 「3重縫製」や「裏地付」カーテンにはオプションの「リターン縫製」がお勧めです!
カーテンと壁の隙間を塞ぐことによりさらに断熱力がUPします!

裏地付シェード

76 プレーンシェードもカーテンと同じように裏地付でお作りすることが出来ます。
カーテン同様、裏地を付けることでやはり断熱効果がUPします。

 

さらに高い効果をお求めの場合は「枠内天付け+生地伸ばし」仕様にすることが出来ます。
窓枠にシェードで蓋をするように取り付けますので密閉性が高く断熱効果がUPします。
*操作性や生地たまりなどのデメリットもありますのでお打合せによりお選びいただきます。

ハニカムスクリーン

77 ブラインド・スクリーン類は基本的に隙間が多く冬場の断熱力では他のアイテムに一歩譲ることが多いのですがスクリーン類の中で唯一冬場の高断熱を売りにした商品がハニカムスクリーンです。
プリーツスクリーンとよく似ているのですが横から見るとスクリーン生地がハニカム(蜂の巣)構造になっておりこのセル(蜂の巣)の中に出来る 空気層が断熱性を発揮します。

 

優れた断熱性が注目されるハニカムスクリーンですがもう一つの利点として構造上「コード穴が見えない」という点があります。
よく似たアイテムの「プリーツスクリーン」と比べてみるとコード穴のない良さがはっきりします。
国内メーカーではまだ登場から間もなく、生地の色数が少ないのが残念ですが機能性とシンプルでシャープな外観は魅力的です。

 

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ハニカムスクリーンツインタイプ プリーツスクリーンツインタイプ

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