節電・夏の暑さ対策に「遮熱カーテン」
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節電・夏の暑さ対策に「遮熱カーテン」

2015年08月01日(土)8:53 PM

窓から侵入する熱を効率的にカットして夏を過ごしやすく!
カーテン・シェード・ブラインド・スクリーン…etc. 夏の遮熱対策にお勧めのエコアイテムをご紹介します!
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はじめに・・・

 いろいろな遮熱アイテムがありますが大きく二通りの考え方があります! 

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一般的に「遮熱カーテン」とは太陽からの熱を遮る効果の高い物、となり主に日中の使用を想定したものがほとんどです。(夜間は太陽が沈んでいますので)

日中使用するカーテン、といえば透け感があり外光を適度に和らげながら室内に取り込める生地レース(シースルー生地)になります。
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つまり基本的に「遮熱カーテン」=「熱を遮る効果の高いレース(シースルー)カーテン」と言うことが出来ます。

様々な手法で熱を遮るレース(シースルー)生地が開発されていますが「光は通すが熱は通さない」という性質的に相反するものが求められているため限界があります。レース(シースルー)生地の遮熱商品はあくまでも通常のレースと比べて遮熱効果が高いと認められたもの、となるのです。

実験結果では確かに通常のレースより熱を遮る効果が表れています。
実験結果では確かに通常のレースより熱を遮る効果が表れています。



ですが「光が入らなくてもいいのでとにかく熱を遮るもの」という条件で遮熱アイテムを考えると全く違った物が候補に挙がります。最近少しずつレース(シースルー)では無い不透明な遮光生地の遮熱アイテムが登場し始めていますが熱と光(赤外線)はセットになっているような物ですので光ごと遮断する方が簡単で効果も高いのです。



A:閉めてもお部屋があまり暗くならない「シースルー」のアイテム syanetu rs
B:採光は犠牲にしてもとにかく一番暑い時期を快適に過ごすための「遮光」アイテム b411086a_200


専門店としてはご使用される状況により性質の異なる二つの「遮熱」アイテムのどちらが最適なのか?を考えながらご提案をして行きます。


AとBではBの方が遮熱効果は高くなりますが同時に光が入りにくくなりお部屋は暗くなってしまいます。
どちらがよいかは状況によりいろいろですがご入居後に一夏を過ごされてからご相談される方の多くはよりハッキリした効果を求めてBの「遮光」提案の方を採用されることがほとんどです。



ローコストで手軽に! 「テンションシェード」

簡単に設置出来て効果もばっちり、ファンテックスのおすすめ遮熱アイテム「テンションシェード」をご紹介します。
遮熱レースや遮光1級生地を上下ポール通しスタイルで縫製、ツッパリポールで設置するだけ!簡単・手軽で高い効果を体感できるおすすめアイテムです。
季節限定・日当たりのよい窓限定でスポット的に使っていただくのもおすすめです。

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詳しくはこちら→ 「テンションシェード」









A:光は取り入れつつ出来るだけ熱を遮断する「シースルー」のアイテム

■シースルーの遮熱アイテムの例

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遮熱レースカーテン 遮熱レースのシェード 遮熱生地のロールスクリーン

 

■おすすめの状況 「昼間は明るさが必要な場所」

・リビングやダイニングのメインの窓
・階段ホールの窓
・その他各室の採光のメインとなる窓

こういった場所では暑いからと言って遮光カーテンを閉めると室内が暗くなり、かと言って照明を点けたりすると本末転倒で節電ではなくなってしまいます。
こうしたケースの場合のおすすめは「光は透過するが通常の物よりも熱を通しにくい」各種の遮熱レース(シースルー生地)です。
はっきり体感できるほどではないかもしれませんが間違いなく遮熱効果はありますので通常のレースを使うより室内の温度上昇は防げます。
ただし、暑い時期以外には外からのポカポカした陽気をシャットアウトしてしまいますのでできれば真夏用の遮熱レースと通常のレースを使い分けるのが一番お勧めです。


遮熱レースの体感効果は?
各メーカーが公的機関による試験データを公開しており数値上は確かに効果がみられる遮熱レースですが消費者としては実際にどの程度涼しくなる(暑さがやわらぐ)のか?というのが気になるところだと思います。

体感効果には個人差があるので数値で表すのが間違いないのですがメーカーの試験で遮熱レースと比較されているのは大抵の場合無地のボイル(通常のレースの中でも透け感の強い薄地)です。レースにもいろいろな物があり例えば同じ試験を厚みのあるミラーレースや遮像レースと遮熱レースの比較として行った場合は遮熱レースとそうでは無いレースとの差はもっと小さな数値で現れるでしょう。
*ミラーレース=生地裏面に光沢のある糸を使用したレース。比較的地厚で通常のレースよりも光の反射率が高い。
*遮像レース=特殊な糸を使い夜照明を付けても室内が透けにくいレース。

言葉でご説明するのはなかなか難しく遮熱レースの効果を否定するものでは全くないのですが導入前の環境によっては違いが体感しにくい場合もあると思います。


遮熱レースの効果がわかりやすい導入例 遮熱レースの効果がわかりにくい導入例
今まで何も付けていない窓に遮熱レースを付ける場合 もともと使っていたレースが比較的地厚なものの場合
透明感の強いレースから遮熱レースに掛け替える場合 遮像レースやミラーレースからの掛け替えの場合





B:採光を犠牲にしても暑さの厳しい時期に高い効果が得られる「遮光」のアイテム



■遮光1級の遮熱アイテムの例

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遮光1級カーテン 遮光1級ロールスクリーン ブラインド高遮蔽タイプ

■おすすめの状況 「その窓からの採光が無くなってもお部屋が真っ暗にはならない窓」

・明り取りの小窓
・吹抜け上部の窓
・天窓

ご入居後に一番ご相談が多いのがこうした窓の遮熱対策です。この場合一度は夏の暑さを経験した上でのご相談なのでお客様のご要望は「せっかく取り付けるのだから出来るだけ高い効果が期待できる方がよい」とはっきりしています。
リビングの吹抜けの上部の採光窓のご相談が最も多くここを遮光1級でふさいでも他の窓から光が入るので室内は真っ暗にはなりません。
この場合は「本当に暑い夏場だけ使う」と割り切って遮光1級のアイテムを選ばれた方が間違いはないです。





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